【SEO】アンカーテキストについて

アンカーテキストについて


今回は、「アンカーテキスト」について。

前回の代替テキスト(alt属性)同様、あまり考えずに設定しがちなアンカーテキスト。
実は良くも悪くもなる重要な項目です。
そんなアンカーテキストについて説明します。


アンカーテキストとは

クリックするとリンクが発生するテキストのこと。文字リンク・テキストリンクと呼ぶこともあります。
リンク先はサイト内でも外部サイトでも問題ありません。
サイト内のリンクは「内部リンク」、他サイトへのリンクは「外部リンク」と呼びます。


SEO観点から見るアンカーテキストの重要性

アンカーテキストは、「リンク先ページの内容を正しく伝えられる」点が重要です。
「リンク」はGoogleの評価指標の一つで、検索順位に影響を与えます。つまり、アンカーテキストの設定は、検索順位にも影響があります。

Googleは「ページに書いてあること」と「リンクに書いてあること(アンカーテキスト)」でページの内容を判断します。そのため、適切なアンカーテキストの設定は、正確な評価につながります。
また、アンカーテキスト内にキーワードを含めることで、リンク先ページのメインテーマをGoogleにアピールすることもできます。


アンカーテキスト設定のポイント

アンカーテキストの設定にはいくつかポイントがあります。


■プラスチェック項目

・自然な内容にする
・リンク先ページの内容がわかるようにする
・(不自然にならないように)キーワードを含める

「対策したいキーワードを含め、簡潔かつわかりやすく記載をする」事がポイント
リンク先ページを理解するためのヒントとして、Googleはアンカーテキストを参考にしています。
わかりやすく、正確に情報を伝えるようにしましょう。


■マイナスを避けるチェック項目

・長くなりすぎないようにする
・「ここをクリック」「こちら」などの一般的な文言での記述
・URLをアンカーテキストに指定する
・SEOを意識した不自然なアンカーテキストを記述する

このような設定は、リンク先理解の妨げになる可能性があります。
読めばリンク先がわかるようにアンカーテキストは設定しましょう。また、不自然なアンカーテキストで貼られたリンクは、ガイドライン違反としてペナルティとなる可能性もあります。


画像リンクにおけるアンカーテキスト設定方法

テキストではなく画像にリンクを設定する場合があると思います。
その際は「alt属性」がアンカーテキストの代替として機能します。


画像に関しても、アンカーテキスト同様
「自然で」「簡潔に」「リンク先ページの内容が伝わるように」記載をしましょう。


注意!リンクによるペナルティへの配慮

アンカーテキストには注意が必要な点もあり、扱いによっては「不自然な外部リンク」として、Googleからペナルティを受ける可能性もあります。


■不自然なアンカーテキストからの外部リンク

SEOを意識した「検索クエリのようなアンカーテキスト」(キーワードの羅列)は不自然に該当します。
また、「キーワード単体のアンカーテキスト」も不自然と認識される可能性がありますので、注意してください。





今回ご紹介した、「アンカーテキスト」について。
アンカーテキストは効果的な設定と、マイナス評価の可能性を理解しておく事が重要です。
自然で、使いやすく、評価につながる設定を心がけましょう。