【ウェブサイト】まさに今、ウェブサイトに力を入れるべき理由

ウェブサイトのメリット


新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
事業縮小を余儀なくされたビジネスも多いと思います。
コロナ収束の先行きが見えない中、
3密を避けた新しい生活様式に則った日常下で
事業を継続しなければなりません。
そこで、こんな時だからこそ改めて考えたい
『ウェブサイトに力をいれるべき理由』についてお話しします。


(1)ウェブサイトのメリット

実店舗営業に感染拡大予防の為の規制がある中、一般の消費者の認知・調査も現地からネット検索への移行率が高まっています。そんな中、長年地道に運用されているウェブサイトはSEOにも強くなり上位に表示される確率も上がります。


●発信力がつく

ウェブサイトの運用は、発信がなければ始まりません。
地道に発信をしながら、ユーザーの反応を読み、改善を繰り返すことが基本です。そのために、まずはターゲットを明確にしなければいけません。
自社のビジネスの顧客はどんな相手であるか、リアルなペルソナ(想定ユーザー)を描くことで、ユーザー目線でニーズを深堀することができます。


●ブランディングの一環として活用できる

今はあらゆるサービスでプラットフォームの利用が進み、各サービスに特化したプラットフォームは今やなくてはならない存在です。しかし、提示する情報が画一的になりがちで、提供するサービスや商品自体にわかりやすい差別化が必要です。
その点、ウェブサイトだとデザインやその他の情報発信を通して世界観やこだわりをユーザーに伝わりやすくできる自由度の高さがあります。プラットフォームを通さないことで、マージンが発生しないのも大きなポイントです。


●広告・宣伝費がかからない

SEOを意識して適切に運用されたウェブサイトで費用をかけることなく集客を期待することができます。
SEO対策も検索エンジンのアルゴリズムの変更によってアップデートしていきますが、一度安定して上位表示されるようになれば、よほどのことがない限り維持できる傾向があります。※多少の前後は日々繰り返されます。
広告は出稿している限りランニングコストがかかるため、一度しっかりと自社のウェブサイトと向き合って、SEOに最適化したサイトに改善することをおすすめします。


●営業・接客コストの削減

ウェブサイトはビジネスのインターネット上の店舗だと考えても良いと思います。
対面での接触が忌避される今、インターネット上でサービスを訴求することができれば、少ない費用で24時間、誰に対しても同じクオリティで情報提供できるのが強みです。その分、「顧客となるユーザーはどんな情報を知りたいのか?」を適切に情報を発信する必要があります。知りたい情報がなかった場合、お問い合わせをする手間をかける前にユーザーは離脱するからです。
離脱率が高いページなどが計測できるツールを使って、ユーザーの行動を分析し、最適化することで集客効率を上げる(離脱率を下げる)対策ができます


(2)今こそウェブサイトに力を入れる理由

ウェブサイトは制作して終わりではなく、そこからスタートです。
日々新たな情報をキャッチして、ユーザーに発信しなければならず、インターネットを通して顧客との関係性をどう築いていくかを常に考えて更新を繰り返す必要があります。自社のビジネスを考え直す時期である今こそ、本格的な運用に乗り出す好機と捉えることができ、ウェブサイト運用のデメリットを乗り越える絶好の機会となります。

ウェブサイトがあることでメリットもありますが、これまで業種や顧客となるターゲットによっては、特になくても事業が回っているという事実もあります。運用には人的コストもかかってくるので、その必要性を感じられないと手つかずの状態で更新が止まったままになりがち。しかし、そのような業種こそチャンスです。同じような競合もウェブサイトの運用に積極的ではない場合、 しっかりとした運用で自社のブランドイメージを向上することができれば、インターネット上での集客で一人勝ちできる可能性もあります。メイン集客がオンラインではない業界こそ、今のうちからウェブサイト運用に乗り出してコンテンツを蓄積し、自社のブランディングをしてゆくべきなのです。

今まで更新をしていなかったウェブサイトのどこから手をつけるべきか分からない人も多いと思います。そのような場合、まずはお客様へのお知らせや、過去の実績を充実させましょう。ユーザーにとっても、ウェブサイトを評価するGoogleにとっても、定期的に更新されている事実が大事です。人がいないお店にお客様は訪れないように、有益な情報やコンテンツがないウェブサイトにはユーザーも訪れてきません


(3)変化する方針や方向性に対応

『ウェブサイトは制作して終わりではない』と先に述べましたように状況や方針、対象ユーザーなどがウェブサイトを制作した当初から変わってきている場合、合わせてウェブサイトも修正・更新する必要があります。大きな変更となると、修正では追いつかずウェブサイトそのものをリニューアルする必要もあります。

新規サイトを立ち上げる場合も、サイトをリニューアルする場合でもコストがかかります。
今であれば、各自治体等による小規模事業者持続化補助金もあり、それらを利用することでコストを軽減してサイト作成やリニューアルということも出来ます。


[ まとめ ]

以上のように、自社のウェブサイトを持っていることにはメリットがあり、コツコツと活用していくことでwithコロナ時代の事業展開に有効なものとなっていきます。
ウェブサイト運用に乗り出しコツコツと蓄積していくために、自社のウェブサイトを『今!見直しておくこと』が、今後に影響していくかも知れません。