【SEO】「検索意図」について

「検索意図」について。


これまで『ユーザーの検索意図』を考慮したうえで、「信頼性の高いコンテンツを作成することが大切である」とお伝えしてきました。

言葉としてなんとなく意味はわかるものの、具体的に何を指すのかわからない。
そんな「検索意図」についてお伝えします。


検索意図とは?

検索意図とは、検索エンジンを使用してユーザーが検索キーワードを入力する際の、ユーザーの裏側や深層心理にある目的(=意図)を指します。
ユーザーが検索エンジンを使って特定のキーワードを検索する場合、なんらかの情報を探していることが考えられます。

例えば、翌日の雨を懸念して傘を持っていくべきかどうかを迷っている場合に考えられる検索キーワードは、「明日の天気」もしくは「天気予報 地域」のようなキーワードが考えられます。ユーザーは「傘を持っていくべきか」を悩んでいる状況ですが、検索のキーワードとして想定されるのは前述したキーワードです。

つまり、ユーザーの隠れたニーズが『検索意図』といえます。


検索意図の種類

検索意図は、Googleの提唱を参考にすると、4つに分類することができます。


① Knowクエリ

検索したキーワードについて知りたい』という場合、こちらに該当します。
※「◯◯とは」のような単語の意味そのものを調べているようなキーワードは、基本的にはKnowクエリとなります。

(例)「総理大臣 歴代」「青汁 効果」など


② Goクエリ

検索したキーワードの場所(=Webサイト)にいきたい』という場合、こちらに該当します。

(例)「中区 郵便局」「ラーメン 広島市」など


③ Doクエリ

検索したキーワードのコツを知りたい、実際にやりたい』という場合、こちらに該当します。

(例)「靴紐 結び方」「料理 簡単」など


④ Buyクエリ

検索したキーワードの商品やサービスを購入したい、申し込みたい』という場合、こちらに該当します。

(例)「新幹線 チケット」「サプリ 通販」など


検索意図を調べる方法

・サジェストから読み解く

サジェストから読み解く方法は、最も簡単で基本的な見極め方法となります。
(サジェストについては過去の記事を参照)


・関連検索と「他の人はこちらも検索」から読み解く

関連検索も、サジェストと同じく基本的な見極め方法となります。特定の検索キーワードでの検索結果画面のページ下部に表示されます。


・上位表示サイトから読み解く

実際にGoogleが評価しているページ、つまり上位にランクインしているページを見に行くことも、検索意図を把握するヒントになります。
上位に表示されているページに共通しているトピックやテーマ、言及されている内容を確認することで、検索意図を把握し、自社のページだけのオリジナリティ・独自性を持たせましょう。


なぜ、検索意図が重要なのか?

検索意図が重要な理由、それはユーザーニーズを知り、ユーザーに支持されるコンテンツをつくるための最大のヒントを得られるからです。検索意図を把握することは、ユーザーに焦点を絞ることといわば同義です。
ユーザーファーストを実現するため、まずは検索意図を把握することから始めましょう。





しかし、上位表示を狙ううえで検索意図を網羅することはいわば
”前提”です。注意しなければならないのは、検索意図の把握だけがすべてではないということです。
検索ユーザーの意図を捉えた上で、なおかつページ自体の品質にも気を配らなければいけません。情報は正しいか? その根拠は何か? 専門的な分野であれば、論拠となる情報をしっかり掲載しているか?など、
品質も向上できるよう意識しましょう